読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おもいはびこり

気が向いた時に書いています。リアルな知り合いの方、気づいてもほっといてくださいね。

荒川ケンタウロスが好き

出会いはラジオだった。
私は毎朝、通勤中の車の中でラジオを聞いている。
その日もいつものように、クロノスという番組を聞いていた。
すると、印象的なイントロがかかってきた。
ちょうど一般道からバイパスへと合流した、海の見える道を走っている時であった。
ちょっと哀愁のある、ギターリフ。
そして続く、ちょっと高めのボーカル。
……とても気になる。
「荒川○△の、◎□△○」
中西さん(ラジオ番組のパーソナリティ)が曲紹介をしているが、よく聞き取れない。
ふむふむ、荒川、ということは、ソロなのか。
今まで聞いたことのないミュージシャンだ。

2015年2月のパワープッシュ曲らしく、その日から毎日のように聞いた。
そのおかげで、荒川ケンタウロスのハンプティダンプティという曲であることを覚えた。

私はさっそく、荒川ケンタウロス、と検索しウェブサイトを見てみることにした。
ソロではなく、5人組のバンド。
風貌は王様の格好をしており、色物バンドの印象を受けた。
ハンプティダンプティのMVも見ることができた。
独特の世界観を持っていて、ちょっぴりとっつきにくい雰囲気だ。

調べてみると、いくつかわかったことがあった。
この曲でメジャーデビューしたこと。
私の住む静岡のラジオ局で、レギュラー番組を持っていること。
驚いた。
こんなに魅力的な音楽をすでに作れている。
そんなバンドと静岡につながりがあるなんて。
私は運命的な何かを感じ、ハンプティダンプティが収められているデビューミニアルバム「玉子の王様」を買いに走った。

アルバムには、ハンプティダンプティの他にもいくつか曲が収録されていた。
聞いてみると、意外なことに、誰にでも好かれそうな「ふつう」な音楽だった。
しかし、からだやこころにすんなり入ってくる、長く広く愛されそうな音楽であった。
私はそんな荒川ケンタウロスに魅力を感じ、他のアルバムをレンタルショップで借りたり、ラジオを聞いたりした。
他のアルバムやラジオを聞いて、色物バンドではないし、とっつきにくくもない、至って「ふつう」なバンドであることがわかった。
特別派手でもないし、むしろ地味かもしれない。
しかし、日常生活もそんなものだ。
そんな日常を少し楽しくさせてくれるのが、荒川ケンタウロスであった。

続く?