アルバムからちゃんと聞き始め、特典に付いていたり、配信されていたライブ映像を観ながら、フレデリックのライブ、できればワンマンにできたら行きたいなーと思っていた。
でも、今予定されているワンマンライブは軒並みsold out.
まあ、しょうがないよなぁ、次は行きたいよなぁ、と思っていた。
そんな中、アルバムツアーの本編が終わり、ライブレポートがいくつかのメディアで流れていた。
……もう、これ読んだら行きたい気持ちが。
ユーモア溢れる演出だったんですよ、個人的にこれ重要。
フレデリックの楽曲自体にもユーモアあるけれど、ライブでも織り込んでくるのか!
そんなで、ネットにてチケット探し。
キャパも600人程度ということもあり、なかなか見つからない日々……。
なんとか、ありがたいことに譲っていただく方を見つけ、行ってきましたよ、ワンマンライブ!
2017年2月7日(火)
フレデリズムツアー2016-2017 リリリピート公演 @渋谷WWWX
19:05~20:45ぐらいかな?
セトリは他におまかせ。
前の方だとノリがちょっと怖いな、ということで、後方双子の間くらいへ。
それでも、小さな箱&ステージが高めということもあって、後ろの方とはいえ、思ったよりもちゃんと顔まで見れる!
だって、健司くん&康司くんと目があって、にこっと笑いかけてくれたからね!
みんな思うやーつ、だけど。
それを勘違いできる程には近かった。
で、肝心の中身ですが、もう本当にずっとずっと楽しくって、フレデリックの音楽に身も心ももう虜ですわ……!
いつの間にこんなに好きになったのか。
まず知ったきっかけは、一昨年辺りだったか、あるバンドのMVをYouTubeで見ていて、そのまま適当にプレイリストを流していたら、「オドループ」がプロモーションで流れたこと。
そして、思ったよね、「なにこれ不快。」。
声に癖がありすぎて、私の耳は拒否した。
あと、あのキメ顔。(見たことある人なら、どこかわかるはず。)
それから「オドループ」が流れてくる度、飛ばしていた記憶。
そして、二度目。
おそらく、2016年の春頃だったかと思う。
キンモクセイが好きで、それっぽいバンドないかなー、と探していたところに、検索で引っかかったのがフレデリックだった。
って、こいつらかよ!
……いや待てよ、もしかしたら私は「オドループ」が苦手なだけで、好きな曲もあるのかもしれない。
そして、YouTubeで他の曲も聞いてみた。
……全然、キンモクセイじゃない!f
伊藤さんの声に似てるとかコメントあるけど、全然違うわ!
やっぱ合わないわ~。
特に「SPAM生活」やばいな、頭おかしいだろこれ。
そして、2016年10月。
「ナイトステップ」のMVが公開されたという記事がTLに流れていた。
あの時の私は、何を思ったか、フレデリック=苦手という認識がありながらも、そのMVを見た。
あ、好きだ、と思った。
三度目の正直だった。
ライブキッズ御用達のノリだけのバンドという印象であったが、この曲は懐かしい感じもあって、腰が揺れる。
……あれ、いいじゃん、フレデリック!
それから、その勢いのまま、苦手としていた「オドループ」も見た。
……あれ、いいじゃん、「オドループ」!
これまでのマイナスの感情を、ひっくりかえした「ナイトステップ」でした。
堰を切ったようにフレデリック欲が溢れ出し、CDを買い集めてはリリリピート。
そして、今回行けたワンマンライブ。
踊れる音楽に聴かせる音楽。
たくさんの音、音、音。
CD音源では味わえない熱量。
一音一音がライブハウスに響く度、私の感情は高ぶった。
身体に心に、揺さぶるミュージック。
そして、何よりも、3人が楽しそうにライブをしていること。
笑顔がたくさんで、見ているこちらも余計に楽しくなってしまう。
「音楽という名前の服」や「リリリピート」ほか、フレデリックの楽曲には、音楽が好き!という気持ちがある。
それは何より、メンバー自身が音楽を好きだから、より説得力があるのだろう。
また、「オドループ」や「オンリーワンダー」、「レプリカパプリカ」などにもあるように、フレデリックからは、「自分は自分を生きるしかないのだから、自分自身が自分の道を切り開いていこう!」というメッセージを感じる。
康司くんの歌詞は、テンポのよさや、メッセージやおもしろい表現があって、とても魅力的だ。
あと、特記すべきは、思ったよりも熱い健司くんのMC。
これまでのファンとの絆やライブへの思いを感じた。
楽曲だけだったのに、パーソナルな部分も好きになっちゃうよ!
苦手としていた歌声も、今はたまらなく好き。
あと、顔ファンにもなりそう。笑った顔がかわいい。
武道館でライブできますように。
そして、その場に私がいますように。