ロマポル行ってきた。
ポルノのこと、もっともっと好きになった。
すごいもの見せてもらった。
ありがとうございます。
レポート、というより感想をだらだらと。
9月3日(土)&9月4日(日)
17:10~20:00くらい。
一日目は、アリーナ中央左側。ステージは、人の合間からなんとか一部見える感じ。
雨が常に降っていた。あんなに晴れていたのに…w
カッパも持ってたけど、蒸れるのがいやで着なかった。
まぁ、着なくても大丈夫な程度の雨ではありました。
始まる直前には、虹が二重に架かるという現象も。
しかしながら、始まる時には雨。
しかも、終わったら止むという、雨バンドの名にふさわしい天候w
天気職人さんによる祝福の雨、ということにしよう。
二日目は、スタンド上方、ステージ正面。遠いが、演出や客席など、全体が見渡せる。ブロックの一番前だったので、パーソナルスペースが広め。
一日目とは打って変わって、快晴!
日差しが肌に刺さるような晴れっぷり。
WOWOWの撮影も入っていたようなので、晴れてよかったな。
雨の中の気合いもよかったけれどね。
さて、本編の感想を熱いうちに。(※記憶が曖昧&興奮の中書いているので、間違いあるかも)
まず、入ってセンターステージがあることに上がる!
バックステージっぽいものもある。
で、ルーシーによる客いじりも終わり、しばらく待つと、スタッフさんがセンターステージでセッティングを始める。
まさか、始まりはセンターから? …そう、始まりはセンターから!
「Ready?」の文字がスクリーンに映し出され、スタッフさんのサムズアップのアップ!
ついに始まる…!テンションだだ上がりですよ。
で、どこから登場というと、後方から歓声が…。
まさか、登場は後ろから? …そう、登場は後ろから!
姿を見ることはできなかったけれど、昭仁さんがセンターステージへ向けて歩いてくるようだ。
一日目はアリーナにいた私。
お客さんたちの視線や悲鳴から、どこにいるのかを探る。
友人は背が高いため、手がだけ見えると言っている。
でも、私は見えない…。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。
そして、ついに、人ごみの中、手を振り歩く岡野氏を、私の目が捉えた…!
ここで、自分でも驚くほど興奮してしまった。
あ、歩いてる…。昭仁がいる…。そうだ、これから、昭仁の声が聴ける…。
私はその瞬間、15歳の自分に戻ったのだと思う。
ポルノにハマった、あの頃の自分。
楽しみも特になく、なんとなく生きていた自分に、光をくれたポルノグラフィティ。
3人とも(2003年当時)かっこよくてかっこよくて、憧れだった。
10代の時は特に、ポルノのことばかり考えていた。
歌詞やインタビューを読みこんだ。
まるで人生に必要なことがそこに書いてあるかのように。
いや、人生に必要なことがポルノそのものだった。
それから私も大人になって、好きな音楽も増えたし、昔のような熱量はないけれど、ポルノが好きという感情は、13年経った今でも変わらない。
そんな存在のポルノが、今ここにいる。
もうすでに泣いていた。
それから二人きりで始まった、「ハネウマライダー 」。
ファンのみならず知っているこの曲を二人きりで演奏。
ハネウマ引き語りというと、、思い出されるのは昭仁さんソロライブでの演奏。
イントロがうまく入れなかった記憶。
そんな曲を今回は「ポルノグラフィティ」で披露。
今思ったけれど、10年前のハマスタライブでテーマになった曲でもある。
引き語りが一曲目というのは初めてで、そうきたか!と驚いた。
このロマポルが今までにないものになることを予感させた。
そして、ハネウマで一番好きなところ。
「他の誰かと 例えば君と 触れ合った瞬間に歯車が噛み合って 時間を刻む」
私とポルノ。今同じ空間で、同じ時間を過ごしている。
それがうれしかった。
続いて、横浜ということで「横浜リリー」。
二日目は晴れた横浜の空の下で聴けて、とってもよかった。
昭仁さんの声って、なぜこういった女性の歌が似合うんだろう。
そして、3曲目には「サウダージ」。
ここで、康兵さんとくわgさんが加わる。
4人編成での生音!
ストリングスや電子音も入るとかっこいいけど、こういった限られた音で、ポルノの楽曲を聴いてみたいなぁ、と思っていたので、アレンジを変えるという挑戦をしてもらえてうれしかった。
拍手さえ邪魔だと感じてしまうほど、生音はいいものだ。
2日目には、くわgさんの顔が面白いという理由で笑ってしまう昭仁さんw
和む。
4曲目は、これまた趣向の変わった「NaNaNaサマーガール」。
コーラスを交えた NaNaNa。
こんなおしゃんてぃーな爽やかなNaNaNaは始めてだ!
ブラの秘密とか歌われてもおしゃんてぃーだぞ!
楽曲の新しい面を引き出している。
まじでおもしろいぞ、これ。
そして、アコースティックのラストを飾るのは、これまたおなじみの「アゲハ蝶」。
ハマスタで「アゲハ蝶」は3度目で、それぞれ違う顔を見せてきた。
強い雨が降る中、センターステージで、雨乞いの儀式のように行った2008年。
NAOTOさんを始め、なかなか音がうまく出ない中の演奏だった。
ガンガン盛り上がった後、急に照明が消され、厳かな雰囲気で行った2014年。
ダンサーや炎の演出、強いドラムの音が印象に残っている。
そして、2016年。
日が明るいうちに行われる「アゲハ蝶」は、少なくともハマスタでは初めてだろう(たぶん…)。
2日目は、客席全体が手を振る姿を見ることができ、3万人が一体となる景色は壮観だった。
それぞれのソロパートも、いつもと違った雰囲気で楽しめた。
そして、メンバーたちはメインステージに移動する。
ギラついた音が流れ始める。
その音や、ステージ上の映像から…。
…まさか、あの曲を、演るんじゃないだろうな…?
…まさか、「敵はどこだ?」を! 演るんじゃないだろうなぁ!?(出典:どうしたろうかしゃんのお源)
ドゥール ドゥール ドゥール ドゥールル…
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
演りおった…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
唸るような音がハマスタに鳴り響く。
やっべぇぞ!!!(出典:コロチキ)
かっこいい。
痺れる。
やだもう。
まさか、聴けるとは。
DVDでしか見たことのない「敵はどこだ?」。
2001年だから、まだ3人だし、まだまだ若くて青臭い。
そんな3人の映像を重ねながら、今、目の前にいる2人の姿に釘づけになった。
照明や上に流れる映像もかっこよくてかっこよくて。
最高にロックだった。
そして、その熱さを持ったまま続くは「2012Spark」。
ねぇ、わかります?
「敵はどこだ?」の後に「2012Spark」って、あんた。この流れ!
ねぇ、かっこいいの上を行くかっこいいって何て言えばいいの?
言葉は便利で不便だ。
あの時の、血をたぎらせたあの歌を、伝えきれない。仕方がない。
「敵はどこだ?」と探しながら最後には「正義はどこだ?」と路頭に迷ってしまった我々を、Spaerking manが俺達のための時代へと導いてくれたのだ。
こちらも、演出も大変かっこよかったです。
そしてそして、「ミステーロ」。
映像も相まって、ドラマチックで物語の中に迷い込んだような、そんな雰囲気。
ダイキャスツアーでも聴けたけど、スタジアムでも似合う、ある意味大げさな世界観を持った曲。
ストーリーテラーのように昭仁さんが歌う。
じっくり聴いていたい。
9曲目は、みんなのダンスが入って完成するという「ルーシーに微熱」。
MCでは、野球の話をしたので、「みんなのカープ」を歌うかと思っちゃったけど。
この曲は、CDで初めて聴いた時からお気に入りの曲で、絶対ライブで聴きたい!と思っていたので、今回披露してくれてうれしかった。
ソロ回しとか、本当楽しい。
ちょっと古い感じがとても好き。
横揺れのノリが本当気持ちいいなぁ…。
10曲目は「ギフト」。
2008年のロマポルで、テーマになっていた曲。
駆け出したくなる、そんな曲。
2日目の、上から見た、3万人のワイパーすごかった。
…過去のハマスタでのロマポルを意識しているのかしら。
「ハネウマライダー」に「アゲハ蝶」。
そして、MCも挟み、久しぶりに披露された「EXIT」。
この曲聴けたらいいな、と思っていたものの一つだったので、聴けてよかった。
歌詞や雰囲気やら、本当好きで。
昭仁さんの切ない声がたまらん。
…にしても、「どうしようもないことだってあるのさ」に変わってしまったようだね。
あと、「地上では強い雨 降りだしてきたんだろう」には、1日目ニヤリとしてしまったよ、雨降ることを予期してたんじゃw
じんわりとした空気の中、やわらかな光が射すような、あのイントロが…!
「愛が呼ぶほうへ」!
「EXIT」からの! この流れが良き!
「償う人の背に降り続く雨」(また雨w)
この始まりの昭仁さんの歌声が、やさしくてあたたかくて、泣きそうになった。
さっきまで「敵はどこだ?」を歌っていた人とは思えない。
年を重ねて、本当に深みのある声になったなぁ…。
2日目は、昭仁さんの声でスタジアムが愛に包まれたのをワタクシ確認しました。
この歌声で召されたい、と何度か思ってますが、これまで聴いた「愛が呼ぶほうへ」で一番良かった。
で、からの「My wedding song」。
この曲、娘から親へ向けたウエディングソングになっておりまして、正直全く縁がないので、あまり聞いてなかったのですが……えー……よかったです! ごめんなさい!
「愛が呼ぶほうへ」からの「My wedding song」はいいわぁ。
前の「ラビュー・ラビュー」からの「黄昏ロマンス」もよかったなぁ。
アニメーションもかわいらしくて、いつか、万一、その時が来るという将来があるとすると仮定して、その時には親に贈りたいです。
長くなったので、続く。