おもいはびこり

気が向いた時に書いてます。

現場履歴(2016年)

 

1月

 荒川ケンタウロス 【ワンマン】 @浜松

 Superfly 【ワンマン】 @幕張

 星野源 【ワンマン】 @埼玉

 の・ようなもの のようなもの(松山ケンイチほか) 【舞台挨拶】 @川崎

 

2月

 FCUW5(ポルノグラフィティ) 【ワンマン】 @名古屋

 かけすぎ部(スガシカオ・高橋優) 【対バン】 @三軒茶屋

 珍遊記松山ケンイチほか) 【舞台挨拶】 @新宿

 バーター旅(伊藤俊吾・佐々木良) 【ワンマン】 @町田

 

3月

 ONIGAWARA・ADAM atほか 【対バン】 @静岡

 

4月

 アンボルデフェス(高橋優・リップスライムゲスの極み乙女。きゃりーぱみゅぱみゅほか) 【対バン】 @幕張

 伊藤俊吾 【ワンマン】 @名古屋

 伊藤俊吾 【ワンマン】 @京都

 伊藤俊吾 【ワンマン】 @下北沢

 合同40(ほぼキンモクセイ) 【ワンマン】 @町田

 秦基博 【ワンマン】 @名古屋

 ONIGAWARA 【インストア】 @名古屋

 

5月

 熊本チャリティーライブ(ほぼキンモクセイ・モーターワークスほか) 【対バン】 @町田

 Perfume  【ワンマン】 @静岡

 D.W.ニコルズ わたなべソロ 【インストア】 @静岡

 

6月

 伊藤俊吾 バンドver. 【ワンマン】 @青山

 GOODWARPほか 【対バン】 @下北沢

 荒川ケンタウロス3/5 【インストア】 @静岡

 サトミツ&ザ・トイレッツ 【ワンマン】 @高円寺

 ONIGAWARA 【ワンマン】 @渋谷

 

7月

18日(月) 真夏のWOW(リップスライム・サチモスほか) 【フェス】 @新木馬

23日(金) 後藤秀人BANDほか 【対バン】 @青山

24日(土) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @名古屋

25日(日) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @名古屋

 

8月

06日(土) キンキーブーツ(小池徹平三浦春馬ほか) 【ミュージカル】 @新宿

20日(土) aiko 【ワンマン】 @静岡

21日(日) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @京都

28日(日) 荒川ケンタウロス3/5・井上侑 【インストア】 @浜松

 

9月

03日(土) ロマンスポルノ(ポルノグラフィティ) 【ワンマン】 @横浜

04日(日) ロマンスポルノ(ポルノグラフィティ) 【ワンマン】 @横浜

10日(土) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @下北沢

17日(土) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @町田

18日(日) 荒川ケンタウロス 【ワンマン】 @静岡

 

10月

01日(土) スガシカオ 【ワンマン】 @赤坂

02日(日) マッシュのホームパーティ(菊池亜希子・光石研ほか) 【トークショー】 @飯田橋

02日(日) HARCO・伊藤俊吾 【対バン】 @青山

09日(日) ビクターロック祭り(スガシカオ・レキシ・藤原さくら星野源ほか) 【対バン】 @大阪

22日(土) ドリームフェスティバル(高橋優・backnumber・GLAYほか) 【対バン】 @代々木

29日(土) 山田稔明 【ワンマン】 @下北沢

 

11月

10日(木) サトミツ&ザ・トイレッツ 【ワンマン】 @恵比寿

17日(木) VIVA!真赤劇!(ポルノグラフィティ奥田民生堂珍嘉邦) 【ライビュ】

19日(土) 聖の青春(松山ケンイチ東出昌大ほか)2回  【舞台挨拶】 @有楽町

27日(日) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @町田

 

12月

11日(日) ゴメスザヒットマン 【ワンマン】 @恵比寿

24日(土) 伊藤俊吾 【ワンマン】 @下北沢

29日(木) サトミツ&ザ・トイレッツ 【ワンマン】 @町田

 

 ※出演時間に被りのないものを【対バン】、あるものを【フェス】と表記する。

 

 

 

フレデリックに惹かれてく

アルバムからちゃんと聞き始め、特典に付いていたり、配信されていたライブ映像を観ながら、フレデリックのライブ、できればワンマンにできたら行きたいなーと思っていた。

でも、今予定されているワンマンライブは軒並みsold out.

まあ、しょうがないよなぁ、次は行きたいよなぁ、と思っていた。

そんな中、アルバムツアーの本編が終わり、ライブレポートがいくつかのメディアで流れていた。

……もう、これ読んだら行きたい気持ちが。

ユーモア溢れる演出だったんですよ、個人的にこれ重要。

フレデリックの楽曲自体にもユーモアあるけれど、ライブでも織り込んでくるのか!

そんなで、ネットにてチケット探し。

キャパも600人程度ということもあり、なかなか見つからない日々……。

なんとか、ありがたいことに譲っていただく方を見つけ、行ってきましたよ、ワンマンライブ!

 

2017年2月7日(火)

フレデリズムツアー2016-2017 リリリピート公演 @渋谷WWWX

19:05~20:45ぐらいかな?

セトリは他におまかせ。

前の方だとノリがちょっと怖いな、ということで、後方双子の間くらいへ。

それでも、小さな箱&ステージが高めということもあって、後ろの方とはいえ、思ったよりもちゃんと顔まで見れる!

だって、健司くん&康司くんと目があって、にこっと笑いかけてくれたからね!

みんな思うやーつ、だけど。

それを勘違いできる程には近かった。

 

で、肝心の中身ですが、もう本当にずっとずっと楽しくって、フレデリックの音楽に身も心ももう虜ですわ……!

 

いつの間にこんなに好きになったのか。

まず知ったきっかけは、一昨年辺りだったか、あるバンドのMVをYouTubeで見ていて、そのまま適当にプレイリストを流していたら、「オドループ」がプロモーションで流れたこと。

そして、思ったよね、「なにこれ不快。」。

声に癖がありすぎて、私の耳は拒否した。

あと、あのキメ顔。(見たことある人なら、どこかわかるはず。)

それから「オドループ」が流れてくる度、飛ばしていた記憶。

 

そして、二度目。

おそらく、2016年の春頃だったかと思う。

キンモクセイが好きで、それっぽいバンドないかなー、と探していたところに、検索で引っかかったのがフレデリックだった。

って、こいつらかよ!

……いや待てよ、もしかしたら私は「オドループ」が苦手なだけで、好きな曲もあるのかもしれない。

そして、YouTubeで他の曲も聞いてみた。

……全然、キンモクセイじゃない!f

伊藤さんの声に似てるとかコメントあるけど、全然違うわ!

やっぱ合わないわ~。

特に「SPAM生活」やばいな、頭おかしいだろこれ。

 

そして、2016年10月。

「ナイトステップ」のMVが公開されたという記事がTLに流れていた。

あの時の私は、何を思ったか、フレデリック=苦手という認識がありながらも、そのMVを見た。

あ、好きだ、と思った。

三度目の正直だった。

ライブキッズ御用達のノリだけのバンドという印象であったが、この曲は懐かしい感じもあって、腰が揺れる。

……あれ、いいじゃん、フレデリック

それから、その勢いのまま、苦手としていた「オドループ」も見た。

……あれ、いいじゃん、「オドループ」!

これまでのマイナスの感情を、ひっくりかえした「ナイトステップ」でした。

堰を切ったようにフレデリック欲が溢れ出し、CDを買い集めてはリリリピート。

 

そして、今回行けたワンマンライブ。

踊れる音楽に聴かせる音楽。

たくさんの音、音、音。

CD音源では味わえない熱量。

一音一音がライブハウスに響く度、私の感情は高ぶった。

身体に心に、揺さぶるミュージック。

そして、何よりも、3人が楽しそうにライブをしていること。

笑顔がたくさんで、見ているこちらも余計に楽しくなってしまう。

「音楽という名前の服」や「リリリピート」ほか、フレデリックの楽曲には、音楽が好き!という気持ちがある。

それは何より、メンバー自身が音楽を好きだから、より説得力があるのだろう。

また、「オドループ」や「オンリーワンダー」、「レプリカパプリカ」などにもあるように、フレデリックからは、「自分は自分を生きるしかないのだから、自分自身が自分の道を切り開いていこう!」というメッセージを感じる。

康司くんの歌詞は、テンポのよさや、メッセージやおもしろい表現があって、とても魅力的だ。

 

あと、特記すべきは、思ったよりも熱い健司くんのMC。

これまでのファンとの絆やライブへの思いを感じた。

楽曲だけだったのに、パーソナルな部分も好きになっちゃうよ!

苦手としていた歌声も、今はたまらなく好き。

あと、顔ファンにもなりそう。笑った顔がかわいい。

 

武道館でライブできますように。

そして、その場に私がいますように。

トイレッツとかいうバンド

 

サトミツ&ザ·トイレッツ

2015年に結成、初ライブを行い、2016年には4回のライブ、そして、11月10日、そう、トイレの日にはCDデビューも果たした。

メンバーには、どきどきキャンプのじゃない方、トイレ博士としても活躍しているサトミツさんを中心に、ゴメスザヒットマンの山田さん、キンモクセイの伊藤さん、佐々木さん、元くるりの森さん、元ゲントウキのイトケンさんら実力派ミュージシャンが集まっている。

トイレに造詣の深いサトミツさんは、小学生男子が学校で大きい方ができないという問題を解決すべく、このバンドを結成したそう。

キンモクセイのファンである私は、なんだかよくわからないものを始めたなぁ、でもおもしろそうだと思いながら、昨年6月のライブに行った。

 

で、このライブがくっそ楽しかった!!!

ちゃんとしたプロの方がやっているから、楽曲のクオリティは高いし、サトミツさんは芸人さんだから、話はおもしろいしで。

もうなんかずっと笑顔なの!

トイレッツとかいういぶし銀の新人バンドの魅力に取り憑かれた私はその後、11月、12月とワンマンライブに行きましたよ、ええ。

3曲しかなかった(その状態でワンマンやった話が好きすぎる)持ち歌も、どんどん増えている。

よく聴くとトイレの歌だし、ただの親父ギャグを楽曲化してるだけなところもあるのだけれど、プロのみなさんなので、妙にクオリティは高く、楽しくなってノリノリになったり、聴き入ってしまったり。

ジャンルも幅広く、ポップソングからバラード、ついにはヒップホップまで手を出すという、無限の可能性があるバンド。

意気込みや責任感なくやってるそうなので、この抜け感がちょうどいいんだろうな。

メンバーは図書館員か!とどきキャン岸さんからツッコミが入るほど落ち着いた方々で、なんとも穏やかに、ただただ楽しい時間を過ごせる。

楽曲ももちろん魅力的ではあるのだけれど、MCも面白くって、ずっとずっと笑っちゃう。

楽しくて、面白くて、力抜いてるのにかっこよくて、ちょっとズルいなって思う。

また今年もたくさんライブ行けるといいな。

CD音源だけじゃ伝えきれないよ、この魅力。

 

そうだ、6月のライブでゴメス山田さんの歌声を知り、ソロやゴメスのライブに足を運んでしまったよ。

猫好きだし、歌声はちょうどいいくらいに甘酸っぱくて、ポップセンスやセンテンスセンスもあるし、イラストもお上手で、多才な方。

こういう出会いがあるから、ライブは楽しい。

突然のフレデリック

なぜか突然、そして今更ハマっているフレデリック。

たしか一年ぐらい前に初めて聞いた。

YouTubeで好きなバンドのMVを見ていて、おすすめ再生リストにオドループが入っていたから。

なんだこの声、不快だ……というのが当時の感想。

再生される度に飛ばしていた。

それが何故だろう、今ではこの声が癖になっている。

声が苦手だと思いながらも、どこかで気になっていて、少し前にアルバムが出たことをきっかけに再び聞いてみたら、……あれ?……す、好きかも……。

そこからどんどん惹かれに惹かれ、CD全部集めちゃったよ!

若手バンドにありがちな(と勝手に思い込んでいる)ノリだけの音楽と思っていたけれど、そうではなかった。

いや、もちろん、そのノリやすさもフレデリックの魅力ではあるのだけれど。

言葉遊びを交えて、頭に残る歌詞でありつつ、どこか違う世界に連れて行ってくれたり、大げさに言えば自分が主人公で生きていっていいんだと勇気をくれたり。

そして、フェスで盛り上がりそうな曲から、歌謡曲チックな曲まであって、音楽性も幅広い。

たまらん…!というメロディに、頭に残るリズム、そして、それにぴたっとハマることばに、あの奇妙な歌声。

これからも、どんな曲が飛び出してくるのか楽しみだ。

ライブはまだ行けていないが、CDについていたDVDを見ると、案外熱い。

歌の印象も生で聴くと変わりそうだ。

いつか行ってみたい。

本当はすぐに行きたい。

最初は苦手でもこうやって好きになることが時折あるので面白い。

横浜ロマンスポルノ’16 ~THE WAY~ ③

ロマポルから時が経った今、今回のライブについて振り返ってみたいと思う。

思いつくまま、ぐちゃぐちゃと。

 

まず、新しかったこと。

二人きりのアコースティックでの始まりである。

私が二人体制での演奏で思い出すのは、前回のダイキャスツアーで行った、「メリッサ」だ。

「メリッサ」はファンになったきっかけの曲であるため、個人的に思い入れも深い。

そんな曲をあたたかなアコースティックで演奏したことで、当時もがきながらも「メリッサ」を聴きながら日々を生きていた私が救われたような気がして、なんだかうれしかった。

そんな二人体制を再び、しかもハマスタという会場で、さらにセンターステージという舞台でやられたことは驚きだったし、自信があるからこその余裕も感じられた。

そんなアコースティックでの一発目が「ハネウマライダー」だったことも興味深い。

初めてのハマスタでのロマポルのテーマソングが「ハネウマライダー」だったからだ。

なお、二回目のテーマソングである「ギフト」や三回目の「アゲハ蝶」(これは違うかもしれないが、ロゴにあるため)も、今回のセトリには含まれている。

MCでは、しきりにハマスタでライブを行える意味についてお話されていた印象がある。

やはりスタジアムライブというものが、彼らにとって大きな意味を持つのだろう。

 

また、センターステージでは、四人編成で、アコースティックやロカビリーアレンジにも挑戦していた。

四人編成で思い出されるのは、ダイキャスツアーでの「瞳の奥をのぞかせて」である。

先程のアコースティックの「メリッサ」同様、ダイキャスツアーで行った試みを広げている印象を受ける。

こんな限られた音の中で、ポルノの楽曲を、昭仁さんの歌を聴いてみたいと以前から思っていたので、この挑戦はうれしかった。

アレンジ違いの多かった今回のロマポルであるが、ファンのみならず知っている、大きな武器であるシングル曲を大胆に変えることに、過去に縋るのではなく、そして、それを捨てるわけでもなく、それを新たな武器へと変え、未来へと進んでいく、彼らのTHE WAY を見た気がするのだ。

多くのアレンジ違いを、このスタジアムで、センターで演る意味。

ファンクラブ限定ライブなんかでやりそうなことなのに。

 

あと、いつもはヘソと呼ばれるものがあったが、今回はなかった。

「敵はどこだ?」が一つのターニングポイントではあったが。

いつものロマポルとは、つくりそのものが違っていた。

ここにも新しい挑みが垣間見れる。

惑ワ不ノ森を抜けた先につながっている道。

変化を恐れない姿勢は、これまでのポルノにもあったが、どっしりとした安心感も伴っている。

それは、楽曲自体のすばらしさもあるが、何度も申し上げているように、お二人の自信からくる余裕からきているのだと思う。

昔よりも笑顔が増えた気もする。

それがしあわせ。

 

 

 

 

 

 

 

 

…暇になったら追記していきます。

 

横浜ロマンスポルノ’16 ~THE WAY~ ②

ロマポルの感想の続き。

 

そして、また真ん中へ行きたい!ということで、センターステージへ移動。

野崎兄弟もいっしょ。

その間流れていた曲って君100だったのね、と後から気づきました。

なぜか、他のミュージシャンの曲だと思っていました…。申し訳ない…。

と言うか、イントロ完全にシスター詐欺。

で、衣替えwをする皆さん。

革ジャンがかっこいい!

けど、なんかおもしろくて笑っちゃうw

1日目では晴一さんのエアギターが拝めました。

サングラス姿の晴一さん、かっこよかったな。

で、なんでそんな姿なのかというと、ロケンロール、ロカビリーver.でおなじみの曲を披露するというもの。

こんなポルノ、私、初めて…。(ドキン)

まずは「ヒトリノ夜」。

ツイストダンスをしたくなっちゃって、小さくやっておりました。

いつものフリじゃなくて、ツイストできるこのノリ超楽しい!!

ロカビリーなんて普段は正直聴かないけど、本当に楽しかった!!

これきっかけでロカビリーに目覚めるかもしれん!!!

序盤のアコースティックに続き、ここも4人編成で、生バンドのサウンドがたまらんかった。

 

続いては「Mugen」。

ここもノリが違って、かと言って、ツイストは合わなくて。

サビのところはずっと小刻みに跳ねておりました。

ノリ方がちょっと難しかったかな? いつものは合わないし。

楽しかったのは間違いないけど!

楽曲の新しい魅力を引き出していて、おもしろいコーナーだった。

 

そして、昭仁さんをセンターに残し、Before Century。

そうです、例のアレです。

期待させておいて、やらないパターンです。

さっきまで、こんなの初めて…を見せておいて、です。

でも、やっぱり楽しいんだ~~~!

センターステージで昭仁さんが一人、3万人を煽る姿にぐっときました。

普段は存在感ないようだけど(証言者:ルーシー)、こんなことできちゃう、このひとだいすき。

 

上がりっ放しの客席を、さらに温度を上げるのは「Ohhh!!!HANABI」!

去年の9~12月のダイキャスツアーでしか聴けてなかったんよ、私。

だから、ずっとずっと、夏の野外で聴きたかった!!!

ド派手な花火の演出がGOOD!

独特なステップを踏む昭仁さんCUTE!

前聴いた時もそうだったのだけど、本当に本当に楽しすぎて、この曲は涙ぐんじゃう。

だって、本当に楽しいんだもん、こんな時間、なかなかないよ。

「消えてしまうまでの一瞬さえ」「ずっと覚えておきたいな」

 

そして、熱気はそのまま「オー!リバル」へと続く。

手拍子に合わせての炎の演出は、惑森の「アゲハ蝶」でもいいな、と思ったもの。

みんなのクラップが火を召喚しているようで。

3万人が一体となって、この場を作り上げていると、目でわかるのがうれしい。

「音楽や絵画にあるように 過ぎていく日々ひとつひとつに ささやかな題名をつけて見送ってあげたい」

今回のTHE WAYにも通じるような、この歌詞が胸に響いた。

 

身も心も熱くなった私に聞こえてきたのは、聞き覚えのある、あのリズム。

…「メリッサ」だ。

私をファンとなるきっかけをくれた、あの「メリッサ」。

ぐぐぐっと鼓動が早くなった。

そして、昭仁さんが「森男!」と叫んだ。

キターーーーーーーーーー!

ベースの音がスタジアムに響く。

そして、息をする間もなく、昭仁さんが歌う。

  きっみの手でーーー

この歌に救われた15歳の私。

そして、ポルノも私も変わったところもあるけれど、今もこうして相も変わらずこうして聴ける。

完全にハイになって、私は「メリッサ」と一体になった。

 

そして、おなじみの「ミュージック・アワー」へ。

間違いなく楽しい曲で、これもまた、HANABIと同じように楽しすぎて涙ぐむ。

「キミが夢を願うから ミュージシャンも張り切って また今年も渚には 新しいナンバー溢れていくよ」 

夢を願っていていいんだ、と教えてくれる音楽の時間。

 

いよいよクライマックス。

昭仁さんのことばを聞く。

これまで歩んできた道を振り返りながら、そしてまた今日から一歩一歩進んでいく。

シンクロライトが描く「THE DAY」の文字。

2日目は上から見ることができ、ぞくぞくした。

そして、流れる、あのイントロ。

血が滾る。

初めて生で聴く「THE DAY」。

ずっとこの日を待っていた。

昭仁さんの声は、ライブも終盤ということもあり、絞り出すような、それでいて力強く私たちを引っ張ってくれるそんな歌声であった。

命を削って、この歌を届けてくれているような。

かっこよすぎる。

…やばい、書きながら涙出てきたぞ、おい。

ポルノはずっとずっと、これからもずっと、私の味方でいてくれる。

現実は辛いけど、逃げ出したくなるけど、それでも前向いて歯食いしばって生きていかなきゃいけない。

だけど、大丈夫。

私には、ポルノがいるから。

「THE DAY」の言葉、一つ一つが私のからだに入り込む。

煽られているようで、でも寄り添ってくれる。

そんな大きな存在。

私にとってのポルノそのもの。

泣いた。

そして、ラストでは、THE WAY ver.も歌われた。

2年前、惑ワ不ノ森を抜けたポルノだけど、そうしたって、現実は大変で。

だけど、これまで歩んできた道を振り返りつつも、過去の栄光に縋ることなく、新しい挑戦を続けて、これからの道を、一歩一歩、力強く歩んでいく。

そんな約束をしてくれたように感じた。

今までだって、そうしてここまで来たんだろう。

だから、今、私の目の前にいるポルノは、こんなにもかっこいい。

ファンになって13年。

ずっと、私の「かっこいい」の真ん中にいて、それはこれからも続いていく。

大好き。

そして、示される「THE WAY」。

 

本編が終わり、興奮冷め止まぬ中、アンコールで登場。

1日目のTシャツは、岡野さん・白、新藤さん・紺。

2日目はその逆。今回は岡野さんとおそろでした。

で、新曲ですよ、新曲!!!

やるかな~とちょっと期待してたけど、本当にやってくれたよ!!!

タイトルは「Liar(仮)」。

歌詞がスクリーンに映し出されて、どこ見りゃいいか状態。

歌詞は晴一晴一していた。

あなたが吐いたものを自分の舌で転がすとかなんとか。(ちゃんとした歌詞は、どなたかが上げていることでしょう)

晴一が過ぎるぞ。私が好きなタイプの歌詞ぞ。

キャッチ―なサビが頭に残る。

発売がとっても楽しみ!

 

そして、続いては「エピキュリアン」。

今の私の気分にぴったりな曲。

「この世界の煌めくものをボクは放っとけないよ 何よりこの目で確かめたい」

疾走感があって、生きている喜びを感じる。

「Wow Wow Wow… 」

…映像に映し出されていたのは、WOWOWで放送するからかな?

「キミのことを死ぬほど好きになったら 心が嬉しくなって泣いていたんだ」

まさに、私にとってのポルノのことだ。

「ボクらは今日よりも明日の方が幸せだと強く信じよう」

一歩一歩進んだ先が、そうであるはずだ。

ポルノの曲が明るすぎて合わないなぁ、と感じる時期があった。

それは、自分が単純にそういう状態だったのだと思う。

光の先へと導いてくれる、ポルノの曲が好きだ。

カラフルに光る、ライトの演出も綺麗だった。

 

最後は定番の「ジレンマ」。

終わってしまうのが寂しいけれど、ジャンプして、腕振って、残りの時間を思いっきり楽しんだ。

 

そして、終わりかな…と思ったら、、、

後ろの方に行ってなーい!ということで、まさかのもう一曲。

ポルノのお二人がバックステージへと移動する。

2日目は見下ろす形で見れました。

そして歌うのは「ダイアリー00/08/26」。

晴一さんが「気まぐれなヒットチャート」とMCでお話しされていたけれど、これをちらっと予期させていたのかな?

ここにきて、所信証明…ではなく、所信表明。

「僕の声は君にどんな風に聴こえてる? 響けばいいけど。」

ここで、君のところ、私を見てた。いつもの勘違い? そうかもしれない。でも、見ていた。目の前にいる、三万人の「君」を見てきた。

ちゃんと響いてる。届いてる。受け止められないくらい、大きく。

二日目は、たっかい声で、半ば悲鳴のように歌う昭仁さんの姿を見た。

なんなんだ、この人。

 

そして、本当に終わって、昭仁さん、晴一さんが去っていく。

退場のBGMは「Search the best way」。

びっくりした。

こんなところまで泣かせないでくれ。

 

 

今回のロマポルは、先ほども書いたように、過去を振り返りながらも、そうくるか!の連続で、新しいポルノを魅せてくれて、未来のポルノを期待させるような内容だった。

本当に本当に、ポルノのことを、もっともっと好きになった。

これから先、困難があっても、私にはポルノがいる。

迷っている時には、そっと背中を押してくれる。

時には、一緒に沈んでくれて、愚痴を聞いてくれたりもする。

無理やり一人きりの部屋から引きずり出されることもあるだろうし、ただただ楽しく一緒に踊ってくれることもあるだろう。

大きなその存在に、私はいつでも心を委ねることができる。

(個人的な感覚では、LEMFツアー辺りから、本当に大きな安心感を感じている。)

ポルノはいつだって、私の味方だ。

15歳のあの頃も、大人になった今だって。

ありがとうございます。

大好き。

 

 

横浜ロマンスポルノ’16 ~THE WAY~ ①

ロマポル行ってきた。

ポルノのこと、もっともっと好きになった。

すごいもの見せてもらった。

ありがとうございます。

 

レポート、というより感想をだらだらと。

 

9月3日(土)&9月4日(日)

17:10~20:00くらい。

 

一日目は、アリーナ中央左側。ステージは、人の合間からなんとか一部見える感じ。

雨が常に降っていた。あんなに晴れていたのに…w

カッパも持ってたけど、蒸れるのがいやで着なかった。

まぁ、着なくても大丈夫な程度の雨ではありました。

始まる直前には、虹が二重に架かるという現象も。

しかしながら、始まる時には雨。

しかも、終わったら止むという、雨バンドの名にふさわしい天候w

天気職人さんによる祝福の雨、ということにしよう。

 

二日目は、スタンド上方、ステージ正面。遠いが、演出や客席など、全体が見渡せる。ブロックの一番前だったので、パーソナルスペースが広め。

一日目とは打って変わって、快晴!

日差しが肌に刺さるような晴れっぷり。

WOWOWの撮影も入っていたようなので、晴れてよかったな。

雨の中の気合いもよかったけれどね。

 

 

さて、本編の感想を熱いうちに。(※記憶が曖昧&興奮の中書いているので、間違いあるかも)

まず、入ってセンターステージがあることに上がる!

バックステージっぽいものもある。

で、ルーシーによる客いじりも終わり、しばらく待つと、スタッフさんがセンターステージでセッティングを始める。

まさか、始まりはセンターから? …そう、始まりはセンターから!

「Ready?」の文字がスクリーンに映し出され、スタッフさんのサムズアップのアップ!

ついに始まる…!テンションだだ上がりですよ。

で、どこから登場というと、後方から歓声が…。

まさか、登場は後ろから? …そう、登場は後ろから!

姿を見ることはできなかったけれど、昭仁さんがセンターステージへ向けて歩いてくるようだ。

一日目はアリーナにいた私。

お客さんたちの視線や悲鳴から、どこにいるのかを探る。

友人は背が高いため、手がだけ見えると言っている。

でも、私は見えない…。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。見たい。

そして、ついに、人ごみの中、手を振り歩く岡野氏を、私の目が捉えた…!

ここで、自分でも驚くほど興奮してしまった。

あ、歩いてる…。昭仁がいる…。そうだ、これから、昭仁の声が聴ける…。

私はその瞬間、15歳の自分に戻ったのだと思う。

ポルノにハマった、あの頃の自分。

楽しみも特になく、なんとなく生きていた自分に、光をくれたポルノグラフィティ

3人とも(2003年当時)かっこよくてかっこよくて、憧れだった。

10代の時は特に、ポルノのことばかり考えていた。

歌詞やインタビューを読みこんだ。

まるで人生に必要なことがそこに書いてあるかのように。

いや、人生に必要なことがポルノそのものだった。

それから私も大人になって、好きな音楽も増えたし、昔のような熱量はないけれど、ポルノが好きという感情は、13年経った今でも変わらない。

そんな存在のポルノが、今ここにいる。

もうすでに泣いていた。

 

それから二人きりで始まった、「ハネウマライダー 」。

ファンのみならず知っているこの曲を二人きりで演奏。

ハネウマ引き語りというと、、思い出されるのは昭仁さんソロライブでの演奏。

イントロがうまく入れなかった記憶。

そんな曲を今回は「ポルノグラフィティ」で披露。

今思ったけれど、10年前のハマスタライブでテーマになった曲でもある。

引き語りが一曲目というのは初めてで、そうきたか!と驚いた。

このロマポルが今までにないものになることを予感させた。

そして、ハネウマで一番好きなところ。

「他の誰かと 例えば君と 触れ合った瞬間に歯車が噛み合って 時間を刻む」

私とポルノ。今同じ空間で、同じ時間を過ごしている。

それがうれしかった。

 

続いて、横浜ということで「横浜リリー」。

二日目は晴れた横浜の空の下で聴けて、とってもよかった。

昭仁さんの声って、なぜこういった女性の歌が似合うんだろう。

 

そして、3曲目には「サウダージ」。

ここで、康兵さんとくわgさんが加わる。

4人編成での生音!

ストリングスや電子音も入るとかっこいいけど、こういった限られた音で、ポルノの楽曲を聴いてみたいなぁ、と思っていたので、アレンジを変えるという挑戦をしてもらえてうれしかった。

拍手さえ邪魔だと感じてしまうほど、生音はいいものだ。

2日目には、くわgさんの顔が面白いという理由で笑ってしまう昭仁さんw

和む。

 

4曲目は、これまた趣向の変わった「NaNaNaサマーガール」。

コーラスを交えた NaNaNa。

こんなおしゃんてぃーな爽やかなNaNaNaは始めてだ!

ブラの秘密とか歌われてもおしゃんてぃーだぞ!

楽曲の新しい面を引き出している。

まじでおもしろいぞ、これ。

 

 そして、アコースティックのラストを飾るのは、これまたおなじみの「アゲハ蝶」。

ハマスタで「アゲハ蝶」は3度目で、それぞれ違う顔を見せてきた。

強い雨が降る中、センターステージで、雨乞いの儀式のように行った2008年。

NAOTOさんを始め、なかなか音がうまく出ない中の演奏だった。

ガンガン盛り上がった後、急に照明が消され、厳かな雰囲気で行った2014年。

ダンサーや炎の演出、強いドラムの音が印象に残っている。

そして、2016年。

日が明るいうちに行われる「アゲハ蝶」は、少なくともハマスタでは初めてだろう(たぶん…)。

2日目は、客席全体が手を振る姿を見ることができ、3万人が一体となる景色は壮観だった。

それぞれのソロパートも、いつもと違った雰囲気で楽しめた。

 

そして、メンバーたちはメインステージに移動する。

ギラついた音が流れ始める。

その音や、ステージ上の映像から…。

…まさか、あの曲を、演るんじゃないだろうな…?

…まさか、「敵はどこだ?」を! 演るんじゃないだろうなぁ!?(出典:どうしたろうかしゃんのお源)

ドゥール ドゥール ドゥール ドゥールル…

ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

演りおった…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

唸るような音がハマスタに鳴り響く。

やっべぇぞ!!!(出典:コロチキ)

かっこいい。

痺れる。

やだもう。

まさか、聴けるとは。

DVDでしか見たことのない「敵はどこだ?」。

2001年だから、まだ3人だし、まだまだ若くて青臭い。

そんな3人の映像を重ねながら、今、目の前にいる2人の姿に釘づけになった。

照明や上に流れる映像もかっこよくてかっこよくて。

最高にロックだった。

 

そして、その熱さを持ったまま続くは「2012Spark」。

ねぇ、わかります?

「敵はどこだ?」の後に「2012Spark」って、あんた。この流れ!

ねぇ、かっこいいの上を行くかっこいいって何て言えばいいの?

言葉は便利で不便だ。

あの時の、血をたぎらせたあの歌を、伝えきれない。仕方がない。

「敵はどこだ?」と探しながら最後には「正義はどこだ?」と路頭に迷ってしまった我々を、Spaerking manが俺達のための時代へと導いてくれたのだ。

こちらも、演出も大変かっこよかったです。

 

そしてそして、「ミステーロ」。

映像も相まって、ドラマチックで物語の中に迷い込んだような、そんな雰囲気。

ダイキャスツアーでも聴けたけど、スタジアムでも似合う、ある意味大げさな世界観を持った曲。

ストーリーテラーのように昭仁さんが歌う。

じっくり聴いていたい。

 

9曲目は、みんなのダンスが入って完成するという「ルーシーに微熱」。

MCでは、野球の話をしたので、「みんなのカープ」を歌うかと思っちゃったけど。

この曲は、CDで初めて聴いた時からお気に入りの曲で、絶対ライブで聴きたい!と思っていたので、今回披露してくれてうれしかった。

ソロ回しとか、本当楽しい。

ちょっと古い感じがとても好き。

横揺れのノリが本当気持ちいいなぁ…。

 

10曲目は「ギフト」。

2008年のロマポルで、テーマになっていた曲。

駆け出したくなる、そんな曲。

2日目の、上から見た、3万人のワイパーすごかった。

…過去のハマスタでのロマポルを意識しているのかしら。

ハネウマライダー」に「アゲハ蝶」。

 

そして、MCも挟み、久しぶりに披露された「EXIT」。

この曲聴けたらいいな、と思っていたものの一つだったので、聴けてよかった。

歌詞や雰囲気やら、本当好きで。

昭仁さんの切ない声がたまらん。

…にしても、「どうしようもないことだってあるのさ」に変わってしまったようだね。

あと、「地上では強い雨 降りだしてきたんだろう」には、1日目ニヤリとしてしまったよ、雨降ることを予期してたんじゃw

 

じんわりとした空気の中、やわらかな光が射すような、あのイントロが…!

愛が呼ぶほうへ」!

「EXIT」からの! この流れが良き!

「償う人の背に降り続く雨」(また雨w)

この始まりの昭仁さんの歌声が、やさしくてあたたかくて、泣きそうになった。

さっきまで「敵はどこだ?」を歌っていた人とは思えない。

年を重ねて、本当に深みのある声になったなぁ…。

2日目は、昭仁さんの声でスタジアムが愛に包まれたのをワタクシ確認しました。

この歌声で召されたい、と何度か思ってますが、これまで聴いた「愛が呼ぶほうへ」で一番良かった。

 

で、からの「My wedding song」。

この曲、娘から親へ向けたウエディングソングになっておりまして、正直全く縁がないので、あまり聞いてなかったのですが……えー……よかったです! ごめんなさい!

愛が呼ぶほうへ」からの「My wedding song」はいいわぁ。

前の「ラビュー・ラビュー」からの「黄昏ロマンス」もよかったなぁ。

アニメーションもかわいらしくて、いつか、万一、その時が来るという将来があるとすると仮定して、その時には親に贈りたいです。

 

長くなったので、続く。